Ｃ大阪　“苦手”横浜戦打ち破る！重要なのは立ち上がり

Ｊ１第３０節 Ｃ大阪―横浜

（10月26日 日産ス）
　Ｊ２降格圏の１７位と低迷するＣ大阪は２５日、２６日のアウェー横浜戦に向け大阪市此花区で調整し、敵地に移動した。アウェーでの横浜戦を９０分で勝利したのは００年が最後。苦手とする敵地戦を前にして、選手たちが口をそろえたのが立ち上がりの重要性だ。

　「ホンマにいちばんそこが試合のカギ。そこで主導権を握りたい」とＭＦ南野は語気を強める。前節のホーム徳島戦（２２日）は３―１で勝利したとはいえ先制を許す苦しい展開。３得点もすべて相手のミス絡みで、ペースを握れないチームは９０分間を通して有効な攻撃の形をほとんど作れなかった。

　体調面で不安のあるＦＷカカウを３試合ぶりに先発起用する大熊監督も「先に点を取りたいのもある」と狙いを口にする。降格圏脱出には勝利しか許されない一戦。キックオフの瞬間が試合の行方を左右する。