蛍「大阪ダービー」間に合った…大熊監督がベンチ入りを明言

「ダービー＝絶対勝利」の横断幕を背に練習するＣ大阪の選手たち

　右膝半月板負傷で離脱していたＣ大阪のＭＦ山口が、２０日のＧ大阪戦で戦列復帰することが濃厚となった。チームは１６日に大阪市此花区で練習を再開。フィジカル強化のメニューをすべて消化した背番号６について、大阪ダービーにメンバー入りさせるか問われた大熊監督は「そのつもりです」と答えた。

　本人も手応えを感じており「フィジカル的には問題ない」と意欲十分。日本代表ＭＦ扇原を累積警告による出場停止で欠く中、スタメンかベンチスタートかは今後の状態を見極めて判断することになった。

　急性虫垂炎が癒えたＭＦ長谷川も部分合流。だが、元ドイツ代表ＦＷカカウが体調不良により室内調整となるなど、いまだ離脱者は多い。ＭＦ秋山、岡田ら若手に過酷な２部練習を課した指揮官は「１０、１１月になれば彼らの力が必要になってくる」と期待を寄せた。