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なでしこ連覇へ暗雲…高瀬、1次L欠場 中国戦で左足首負傷

[ 2014年9月17日 05:30 ]

1次リーグ初戦の中国戦の後半、相手選手のタックルを受け左足を負傷した高瀬

 仁川アジア大会に出場中のなでしこジャパンは初戦の中国戦から一夜明けた16日、仁川市内で調整した。FW高瀬愛実(23)が中国戦の後半18分に相手と接触し、左足首を負傷したため離脱。18日のヨルダン戦、22日の台湾戦は欠場の見通しとなった。背番号10を背負うストライカー抜きで1次リーグを戦わざるを得なくなった。

 登録選手の変更は初戦の6時間前までと決められており、追加招集はできない。宿舎で調整した高瀬について、佐々木監督は「1次リーグは厳しい。決勝トーナメントで戻ってきてくれれば」と厳しい表情で明かした。

 幸い、ヨルダンには5月のアジア杯で7―0と大勝。台湾は16日にヨルダンと2―2で引き分けており、日本とは大きな力の差がある。しかし、一度離脱すればコンディションを戻す時間が必要で、決勝トーナメントに影響が出るのも必至。指揮官は「全員で戦わなきゃ」と力を込めた。連覇への道のりが険しさを増してきた。

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2014年9月17日のニュース