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東京V冨樫新監督“アギーレ流”で再建を「練習強度高める」

[ 2014年9月17日 05:30 ]

囲み取材で意気込みを語るJ2東京Vの冨樫剛一監督

 J2で20位に低迷する東京Vは三浦泰年前監督(49)の解任から一夜明けた16日、ユース監督から昇格した冨樫剛一新監督(43)の下でスタートを切った。

 新監督は今年1月の指導者研修でアギーレ日本代表監督が当時率いていたエスパニョールに出向き、交流した間柄。名門再建を託された中で「試合より練習でインテンシティー(強度)を高めれば、もっと自分たちの良さが出る」と厳しさを求めていく姿にはメキシコ人監督に通じるものがある。アギーレ監督は降格危機にあったクラブを残留に導くなど「消防士」の異名を持ち、冨樫監督も今季残り11試合でJ3降格危機にある名門の“火消し”を務める。

 また三浦前監督はスタッフや選手にあいさつ。羽生社長は「変化をもたらしたいと思った」と監督交代の経緯を説明した。

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2014年9月17日のニュース