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U21日本 中島同点弾もイラクに力負け 1次リーグ突破お預け

[ 2014年9月17日 21:52 ]

<日本・イラク>前半、激しいタックルに遭う中島

アジア大会1次リーグD組 日本1―3イラク

(9月17日 高陽)
 韓国・仁川(インチョン)アジア大会に出場しているU―21日本代表は1次リーグD組の第2戦でイラクと対戦。FW中島翔哉(20=FC東京)がゴールを決めたものの、1―3で敗れた。1勝1敗の日本は1次リーグ突破を懸けて、21日の最終・第3戦でネパールと対戦する。

 日本とともに優勝候補に挙がる強豪イラクとの対戦。前半12分、日本が先制を許した。日本の左サイドからのクロスをゴール前でDF室屋(明大)がクリア。これをゴール前のイラク・ファラジに拾われ、右足で決められた。

 これが両チームを通じて初めてのシュート。イラクはU―23での出場でオーバーエージ枠も活用。球際の強さで日本を上回り、厳しい戦いが続いた。

 それでも日本は同36分、FW矢島(浦和)が縦パスに触れて角度を変えると、最終ライン裏にボールがこぼれた。これをFW中島(FC東京)が相手DFに競り勝って右足でゴール右隅に流し込んだ。

 同点に追いついた日本だったが、後半立ち上がり3分。ゴール前の浮き球のパスにDF陣が裏を取られ再び勝ち越しを許した。

 反撃に出た日本は同23分、中島がGKと1対1の決定的場面を迎えたが、シュートを阻止された。

 逆に同26分、イラクに強烈なFKを直接決められ、2点差に。その後も再三の決定機を生かせなかった日本。アジア大会連覇に向け厳しい戦いが続く。

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