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データで振り返るW杯1次リーグ 大活躍バイエルンM勢

[ 2014年6月28日 16:17 ]

<オランダ・チリ>ドリブルするオランダ代表キャプテンのロッベン。左はチリ代表アランギス(AP)

 サッカーW杯ブラジル大会の1次リーグが終了。ここまで全48試合で計136点で、1試合平均は2・83点。前回大会の101点(1試合平均2・10点)を大きく上回った。

 得点王争いで、トップの4ゴールで並んでいるのがミュラー(ドイツ)、メッシ(アルゼンチン)、ネイマール(ブラジル)の3人。続いて3ゴールを挙げているのがロドリゲス(コロンビア)、ベンゼマ(フランス)、ロッベン、ファンペルシー(オランダ)、シャキリ(スイス)、バレンシア(エクアドル)となっている。

 チーム別ではオランダが10点、コロンビアが9点、フランスが8点、ブラジル、ドイツ、スイスが7点となっている。だが、コスタリカとベルギー、メキシコは4得点1失点と16強に進んでおり、堅守とバランスの良さが光った。

 また、所属のチーム別に見てみるとバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)所属の活躍が目立っている。ミュラー、ロッベン、シャキリに加え、マンジュキッチ(クロアチア)も2点、ゲッツェ(ドイツ)が1点と計13点とトップ。同チームからは計14人がW杯に出場しているが、そのうち5人が得点を挙げている。2位には、13人を送り込んでいるるバルセロナがメッシ、ネイマールに加え、サンチェス(チリ)も1点を挙げており9点で続いている。また、香川真司の所属するマンチェスターUも14人を送り込んでおり、ゴール数は8。香川は無得点だったが、ファンペルシーに加えルーニー(イングランド)、マタ(スペイン)、エルナンデス(メキシコ)、フェライニ(ベルギー)、ナニ(ポルトガル)が1点ずつを挙げている。

 一方、期待されながら予選敗退となったポルトガルのエース、クリスティアーノ・ロナウドは1得点に終わった。W杯前年にバロンドールに選ばれた選手は本大会で優勝できないというジンクスがあるが2013年の受賞者だったロナウドも姿を消した。

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2014年6月28日のニュース