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長谷部TV生出演 1次L敗退の原因はコートジ戦敗戦

[ 2014年6月28日 00:25 ]

日本テレビ系「NEWS ZERO」に生出演した長谷部誠

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表の主将を務めたMF長谷部誠(30)が27日、日本テレビ系「NEWS ZERO」に生出演。1分け2敗に終わった今大会を振り返った。

 帰国して即番組生出演を受けた理由として「本当に多くの方に応援していただきましたし、勝ったときだけでなく、結果が出なかったときもキャプテンとして説明責任があると思いました」と説明。まず今回の敗因を問われると「いろんな要素があると思いますけど、初戦いい形で試合に入れなかったこと。自分たちとしては心身ともに最高の準備ができたと思っていたんですけど、ピッチに立ったらそれが出せなかった。それは自分たちの経験であり未熟さだと思います」とコートジボワール戦の逆転負けを挙げた。

 2分間で同点、逆転ゴールを立て続けに許した時、長谷部は既にベンチに退いていたが「前半から試合を通して危ないシーン多々ありましたし、前半からいつ取られてもおかしくはなかったので、(プレッシャーが)ジャブのように効いていたと思います」とゴールを許した2分間だけが特別ではなかったとした。

 過去最強と言われたメンバーで臨んだW杯で1分け2敗に終わった今大会。これからの日本サッカーについて「この4年間は日本のスタイルを確立しようとやってきました。その中でブラジル大会結果がでなかった。これを継続するのか、方向転換するのか難しいところですが、個人的な意見としては継続していくことが大事かなと」と主張。「こうして結果出なかったので(世界と)差があるというしかない」としながら「自分たちのサッカーが出せたときは世界のどのチームとも対等にやりあえると思っている」と自分たちが推し進めてきたサッカーに自信もにじませた。

 この日フランクフルトでメディカルチェックを終え、ザックジャパン本隊とは別便で帰国。羽田空港では「もう向こうでしゃべったんで、この辺でいいですか」と多くを語らなかった。

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