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西野監督 名古屋初陣は逆転負け…「期待に応えられなくて残念」

[ 2014年3月2日 05:30 ]

清水に逆転され、ベンチで渋い表情の名古屋・西野監督(左)

J1第1節 名古屋2―3清水

(3月1日 豊田ス)
 西野グランパスの船出となった開幕・清水戦は後半に2失点して逆転負け。12年ぶりにシーズン初戦を落とす形となり、西野監督は「期待に応えられない開幕となったので残念」と悔しがった。

 今オフに主力が相次いでクラブを離れ、この日のDFラインは闘莉王を除いて大幅に若返った。右の田鍋は20歳、左の本多は23歳、そしてセンターバックには福岡大3年で特別指定選手・21歳の大武が入った。3失点は不安を露呈した形で闘莉王は「若返って(試合運びで)落ち着かせる部分が少し足りなかったのかな」と振り返った。

 それでも、試合を支配した時間が長かったのは収穫。指揮官が最大の課題に挙げていた攻撃面でも進歩を見せた。力任せの攻撃は減り、ボールを大事にしながら速攻で決定機を生み出した。前半36分にヘディングシュートで今季初得点を挙げた闘莉王は「チャンスを数多くつくれた。決して悪いゲームじゃない」と前向き。西野イズムの浸透が優勝戦線への鍵となりそうだ。

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2014年3月2日のニュース