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悲願初Vへ!神戸 栃木戦ベストメンバーで新システム完成目指す

[ 2014年2月3日 05:30 ]

鹿児島キャンプで早くもチームに溶け込み笑顔を見せる神戸のFWマルキーニョス

 神戸は2日、2次キャンプ地の鹿児島で初練習した。午前練習ではフルコートで紅白戦を実施。新戦力5人が主力組に入って連係を高め、3日の栃木との練習試合にも現時点のベストメンバーで挑む。

 この時期は例年ならばメンバーを替えつつ戦力の見極めを測る段階。しかし今年は1日でも早くチームの成熟度を高める必要があった。1月31日に発表された3月の日程は過酷で、開幕の川崎Fを皮切りに難敵が続く。スタートダッシュにつまずけば目標の初タイトルは厳しくなるだけに、今季の行方を占う1カ月と言っても過言ではない。

 神戸にとって幸いなことに、実績十分の新加入選手たちは早くもチームに溶け込んだ。この日の紅白戦ではFWマルキーニョスのヒールパスから左MFペドロジュニオールがシュートを決めた場面もあった。「戦術の迷いがない。理解度が早い」と安達監督は目を細め、4―2―3―1の新システムの鍵を握るマルキーニョスも「監督のフィロソフィーは気に入っているよ。体現したい」と笑顔を見せた。悲願の初優勝を勝ち取るため、ライバルたちに先んじてチームの完成をはかる。

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2014年2月3日のニュース