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“ヤングなでしこ”監督の吉田弘氏がAS埼玉のGM兼U―18監督に電撃就任!

[ 2014年2月3日 19:04 ]

 なでしこリーグのAS埼玉は3日、U―20女子日本代表監督を務めていた吉田弘氏(55)のゼネラルマネジャー(GM)就任を発表した。

 吉田GMはAS埼玉マリの監督を兼任し、新設したAS埼玉マリU―18、地域を対象としたサッカー教室、保護者を対象とした講演活動など、育成・普及分野を中心にサッカー事業を統括する。

 静岡県出身の吉田氏は、1980年から90年に日本リーグの古河電工(現J2千葉)でプレーし、81年に得点王、85年には得点王と最優秀選手賞に輝いた。日本代表としても国際Aマッチ9試合に出場し、1得点。指導者としても、清水のコーチや常葉学園橘中の男女サッカー部監督などを経て、2003年から04年には日本女子代表コーチ、07年から12年にU―16、U―17日本女子代表監督、11年からU―19、U―20日本女子代表監督を歴任。2012年のU―20女子ワールドカップ(W杯)では、MF田中陽子(INAC神戸)らを擁し、過去最高となる3位の成績を収めるなど輝かしい経歴を誇る。

 吉田GMはクラブを通じ、「2月よりASエルフェン埼玉のジェネラルマネージャーを引き受けさせて頂く事になりました。主な活動は育成部門となり、ASエルフェン埼玉マリU―18の監督を兼任します。2020年の東京オリンピックに多くの選手を出場させたいというチームの強い思いに共感し、エルフェンで指導させて頂くことを決めました。私自身は、チームよりも個人のレベルアップを考えて指導するタイプだと思います。個々の技術を向上させ、将来なでしこジャパンで活躍できる選手を育成していきたいと考えています。そしてサッカーを通して色々なことを学び、なりたい自分を見つけ、自立して欲しいと思います。よろしくお願い致します」とコメントしている。

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2014年2月3日のニュース