ＦＣ東京　平山＆渡辺アベック弾も勝利届かず…

鳥栖に敗れ、厳しい表情で引き揚げる東（３８）らＦＣ東京イレブン

Ｊ１第２３節 ＦＣ東京２―３鳥栖

（8月28日 国立）
　ＦＣ東京は国見時代に一世を風靡（ふうび）した「平山、渡辺」の初のアベック弾も、勝利に届かなかった。

　０―２で迎えた後半３６分、まずは平山が太田の左クロスに反応し、打点の高いヘッド弾を決めた。高校時代から聖地国立では通算１４戦２０発と圧倒的な決定力を誇る“国立男”の一撃で勢いに乗ると、同３９分には、渡辺が３戦ぶりゴールで一時は同点に追いついた。だが、１分後に決勝弾を決められ万事休す。勝利の女神を振り向かせることはできなかった。