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無敗記録ストップ…完敗認めるデルボスケ監督「ブラジルが上だった」

[ 2013年7月1日 10:41 ]

ブラジルに完敗し、座り込むスペインのイニエスタ(右)とペドロ
Photo By スポニチ

コンフェデ杯決勝 スペイン0―3ブラジル

(6月30日 リオデジャネイロ)
 W杯王者スペインは、ブラジルにまさかの完敗を喫し、2011年11月から続いてきた国際Aマッチ無敗記録は26試合でストップ。デルボスケ監督は「ブラジルの方が上だった」と話し、セルヒオ・ラモスも「僕たちは機械じゃない。負ける日は来る」と敗戦を認めるしかなかった。

 PK戦にもつれ込む死闘を演じたイタリアとの準決勝から中2日、疲労が残る選手たちは開始直後の2分にいきなり失点。ボール支配率では52%と上回ったが、自慢のパスワークを封じられて好機をつくれないまま、前半終了間際にはネイマールに心を折られるような強烈なシュートを決められた。後半立ち上がりにも失点し、10分に得たPKはセルヒオ・ラモスが左に外して失敗。23分にはピケが夏から同僚となるネイマールへのタックルで一発退場となり、万事休す。なすすべがないまま、試合終了のホイッスルを聞いた。

 「失点に関しては不運もあったが、相手の方がエネルギーに満ちていた」と指揮官。それでも1年後のW杯へ向けて「何かを大きく変える必要はない」と自信をのぞかせた。

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