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憲剛さすがの2発 川崎F3年ぶりベスト4進出

[ 2013年7月1日 06:00 ]

<仙台・川崎>前半、2点目のゴールを決め、ジャンプして喜ぶ中村

ナビスコ杯準々決勝第2戦 仙台2―3川崎F

(6月30日 ユアスタ)
 ナビスコ杯準々決勝4試合が行われ、川崎FはMF中村憲剛(32)が2得点するなど仙台を3―2で下し、2連勝で3年ぶりにベスト4に進出した。C大阪と1―1で引き分けた浦和は1勝1分けで2年ぶりの準決勝。3連覇を狙った鹿島を3―1で下した横浜は2連勝で、柏は広島に0―1で敗れ2戦合計2―2となったもののアウェーゴールの差で、4強入りした。

 日本代表MF中村が2ゴールを奪って準決勝進出を引き寄せた。0―1の前半10分、大久保の浮き球のパスに反応した中村はDFラインの裏に抜け出し右足でゴール。「いいボールがきたし、うまくトラップできた」。今季初得点を決めると、同41分にはゴール前でフリーでボールを受け、狙い澄ましてゴール右に蹴り込んだ。

 コンフェデ杯が行われたブラジルから25日に帰国。2日間のオフを挟み、28日に練習に合流したばかりで「体(の調子)は良くなかった」と、万全ではなかったが、大黒柱が存在感を示した。ブラジル遠征では2試合計15分間のプレーにとどまった。来年のW杯へ向けて「プレーの質を上げるのは川崎Fでできる。(ザッケローニ監督の)チョイスに入らないと」。代表での定位置奪取のためにもチームで結果を出していく。

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2013年7月1日のニュース