背負うものがある香川「活躍している姿を届けたい　勇気を届けたい」

練習後、ザッケローニ監督（中央）と話す香川
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Ｗ杯アジア３次予選Ｃ組 日本―ウズベキスタン

（9月6日 タシケント）
　香川には背負うものもある。右足小指付け根の骨折から復帰間近だった５月中旬、東日本大震災の被災地宮城県を訪問。中学、高校時代にサッカー留学していた“第二の故郷”の変わり果てた姿を見て言葉にできないほどのショックを受けた。

　「ピッチで活躍している姿を届けたい。勇気を届けたい」と歯がゆさを抱えてきた。その思いが代表復帰戦となった８月１０日の韓国戦の２得点へとつながった。今度はそれをＷ杯予選の舞台で、という思いが高まっている。全ての人を幸せにするゴールを決めるべく、香川がキックオフから“狩人”と化す。