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香川、トップ下先発熱望「アクション起こしたい」

[ 2011年9月4日 06:00 ]

空港に到着した香川は眠そうに目をこする

W杯アジア3次予選C組 ウズベキスタン―日本 

(9月6日 タシケント)
 ウズベキスタン戦に向け、MF香川真司(22)がトップ下での先発に強い意欲を示した。

 「アウェーだし、北朝鮮戦とは違う展開になる。中央(トップ下)でアクションを起こしたい気持ちは強い」。2日の北朝鮮戦には左MFで先発出場。右膝半月板損傷で離脱した本田の代役となるトップ下には柏木が入ったが、守備を固める相手を攻めあぐねた。

 攻撃が活性化したのは清武が右MFで投入され、香川がトップ下にポジションを変えた後半15分以降で「サイドでは相手の脅威になれなかった。中央に入ってからチャンスをつくることができた」と振り返った。ドルトムントではトップ下で昨季18試合8得点を挙げて優勝に貢献。ドイツ誌キッカーの選定するブンデスリーガの年間ベスト11にも名を連ねた。ザックジャパンでは左MFが定位置だが、2列目中央へのこだわりは強い。

 ウズベキスタン出発前の成田空港ではVIPラウンジに忘れ物をして、搭乗直前に慌てて取りに戻った。「何を忘れたの?」と聞かれると「心です(笑い)」とジョークで返答。W杯予選のピリピリムードはなく平常心でアウェーに乗り込む。

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2011年9月4日のニュース