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“世界の釜本”が極意伝授 小学生参加「ストライカー教室」

[ 2011年8月2日 14:15 ]

シュートを放つ選手たちを見守る釜本氏(左)

 小学生サッカーの各県・各地区選抜チームとクラブチームを集めた「第5回新潟南ライオンズカップ~グランセナ・釜本サッカーフェスティバル」が7月30、31日に新潟市西区のグランセナ新潟サッカースタジアムで行われた。今年は東日本大震災で被害を受けた宮城、福島両県からの5チームを含む16チームが参加。最終日の31日には参加選手約250人を対象に、グランセナの釜本邦茂スクールマスターによる「ストライカー教室」も開かれた。

 釜本氏はまずサッカー選手としての基本姿勢を説き、「体を鍛える」「サッカーの技術を磨く」ことに加え「頭も良くならないと」と判断力の重要性に言及。リフティングや1対1でのパスを命じると、「自分がいいかげんなパスを出していては相手からもいいボールは帰ってこない」「簡単なパス1つが大事。試合になった時にやられるのはその部分」と訴えた。最後は“世界の釜本”らしく、強いシュートを打つために軸足を鍛えることや膝下の鋭い振り抜きをアドバイスした。

 なお、大会はグランセナ新潟FCジュニアが初優勝。2位は富山中部トレセン(富山)、3位は上田南FC(長野)、4位はアストロン(福島)だった。

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2011年8月2日のニュース