王氏「賞にふさわしい活躍」森光子「全ての日本人のほまれです」

なでしこジャパン　国民栄誉賞

　▼王貞治氏（元プロ野球選手、１９７７年に国民栄誉賞受賞）の話　Ｗ杯優勝は日本中に夢と希望と勇気を与えてくれた快挙であり、国民的喜びだっただけに、国民栄誉賞にふさわしい素晴らしい活躍でした。これから先も厳しい道のりですが、この受賞をばねに一段と精進を重ねてほしいですね。受賞おめでとう。

　▼山下泰裕氏（１９８４年ロサンゼルス五輪柔道金メダリスト、同年に国民栄誉賞受賞）の話　私も非常に感動したし、元気と勇気をもらった。震災で重苦しい雰囲気の中、国民に与えた影響力は大きい。心から祝福したい。自分自身も国民栄誉賞を励ましの意味でいただいたと思っている。受賞を重荷と考えず、エネルギーに変えて、なでしこジャパンの誇りを胸に今後も思い切ってプレーしてほしい。

　▼衣笠祥雄氏（元プロ野球選手、１９８７年に国民栄誉賞受賞）の話　Ｗ杯優勝という快挙で、世界一という偉業を成し遂げられたのだから、この賞にふさわしい。ことしは東日本大震災もあり、日本の世相がいまひとつ明るくない中、なでしこジャパンの活躍で、日本が元気であることを証明してもらったように思います。

　▼九重親方（大相撲元横綱千代の富士、１９８９年に国民栄誉賞受賞）の話　おめでとうございます。私も優勝してほしいと応援していたが、皆さんの頑張りに夢と感動を与えてもらった。特に団体競技ということで、みんなの力が一丸となったのを感じた。日本の女子スポーツが世界的なレベルになった証拠だと思う。これで終わりではなく、この感動を２回、３回と与えられるように頑張ってほしい。

　▼高橋尚子さん（２０００年シドニー五輪女子マラソン金メダリスト、同年に国民栄誉賞受賞）の話　皆さんの成し遂げた歴史的快挙に私たち国民は、勇気と希望をいただきました。感動を本当にありがとうございました。この賞を誇りに、次なる夢ロンドン五輪に向かって頑張ってください。

　▼森光子（女優、２００９年に国民栄誉賞受賞）の話　なでしこジャパンの皆さん、おめでとうございます。日々の努力の積み重ねが、世界の大舞台で花を咲かせました。全ての日本人の“ほまれ”です。あきらめない気持ちを胸に、これからも、いつまでもボールを追い続けてください。皆さんのひた向きなお姿が大好きです。たくさんの元気をありがとうございました。万歳！！