進退懸ける…なでしこ佐々木監督　ロンドン切符へ秘策用意

　来年から着用されるユニホームで、「絆」をテーマとしたデザインが採用されることが判明したサッカーの日本代表。新ユニホームで臨むロンドン五輪の切符がかかる女子最終予選は９月に中国・済南で開催される。

　１日、静岡県内で女子ユニバーシアード代表の合宿を視察したなでしこジャパンの佐々木則夫監督（５３）は自らの進退をかけて臨む覚悟を示した。契約は１２月末までだが「監督の座をかけてでもロンドンに向けて準備している」と話した。

　中１日、中２日で試合をこなす過密日程のため、ターンオーバー制の導入も検討。初戦タイ戦については「次の韓国戦、オーストラリア戦をにらんで（控え中心の）Ｂチームで臨む可能性もあります」と秘策を用意していることも明かした。