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仙台では2人目 練習生から司令塔へ 梁勇基 FKは苦手だった

[ 2011年6月23日 08:18 ]

<仙台・甲府>前半19分、先制ゴールを決める仙台・梁勇基
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J1第17節 仙台4―0甲府

(6月22日 ユアスタ)
 仙台が今季チーム最多得点を奪ってホームで甲府に4―0と大勝した。

 北朝鮮代表MF梁勇基(29)が今季初ゴールとなる先制点を決めるなど1得点1アシスト。自身のJ通算300試合出場と19日の第1子誕生を祝った。

 練習生から、10番を背負う不動の司令塔に成長した。仙台でのJ通算300試合達成は、昨年引退したMF千葉直樹に続き2人目だ。

 04年キャンプでテストに合格し入団した当時はフィジカルが弱く、今や代名詞とも言える正確なFKも苦手だった。

 コーチ、監督として指導してきた手倉森監督は「絶え間ない向上心でチームとともに成長してきた」と称える。本人が「コツコツと頑張ってきた」という努力の成果は、J2時代の07年からリーグ戦162試合連続先発出場中という“鉄人記録”に表れている。

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