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永井で勝つ!!0―1でOKもエース強行先発

[ 2011年6月23日 06:00 ]

<U22日本代表練習>気温が40度を記録する中、軽快な動きを見せる永井

 永井で勝つ。U―22日本代表は23日午後7時45分(日本時間24日午前1時45分)から、クウェートのモハメド・アルハマド・スタジアムでU―22クウェート代表と対戦する。関塚隆監督(50)は22日、山村和也主将(21=流通経大)とともに前日会見に出席。1点差負けでも突破できる条件だが「勝つ」と宣言。第1戦を負傷欠場したFW永井謙佑(22=名古屋)を起用して積極的に攻めに出る覚悟だ。

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 過酷なアウェーの戦いでも勝ちにいく。関塚監督は公式会見で「われわれは“勝つ”というところで入っていく。最終予選に行くんだという気持ちで戦いたい」と宣言した。

 アドバンテージがある。19日の第1戦は3―1で勝利。2点をリードしており、第2戦は1点差負けでもスコアにかかわらず突破できる。有利な状況にもかかわらず「チャレンジャー精神を持って90分間戦いたい」と言う指揮官は続けて「前向きに積極的に行く」と断言。守りに入らず、攻撃的に戦う方針を示した。

 念頭にはエース永井の復調がある。永井は17日に左足首をひねり、19日の第1戦を欠場したが、20日から全体練習に合流。21日の練習後には「頭(先発)からしっかりいけるとこまでやっていきたい」とあらためて先発を志願。「たくさん点を取っていいイメージで最終予選に行きたい」と得点に意欲を示した。

 関塚監督は起用法については明言を避けたが、「17日にひねって、19日(第1戦)を迎えた頃より、状態はいい」と先発の可能性も示唆した。永井を加えたベストの布陣で快勝し、9月からの最終予選に向けて良いイメージを残せるような戦いを見せるつもりだ。

 会見に同席した山村も「先制点を取ることが大事だと思う」とキッパリ。指揮官の狙う意思統一もできつつある。

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2011年6月23日のニュース