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ネイマールが導いた サントス ペレ氏以来48年ぶり南米王者

[ 2011年6月23日 12:06 ]

48年ぶりに南米クラブ王者となったサントスの選手たちは、優勝トロフィーを囲んで大喜び

 サッカーの南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯決勝第2戦が22日、ブラジル・サンパウロで行われ、ホームのサントス(ブラジル)が2―1でペニャロール(ウルグアイ)に勝ち、2試合合計2―1で48年ぶり3度目の優勝を果たした。サントスは南米代表として、12月に日本で開催されるクラブW杯に出場する。

 敵地での第1戦は0―0のスコアレスドローに終わったサントス。この日も前半は相手の固い守備を崩せなかったが、レアル・マドリードからオファーを受けている19歳のブラジル代表が均衡を破った。後半2分、MFアロウカがドリブル突破でチャンスをつくると、左サイドでパスを受けたFWネイマールが右足ダイレクトで先制ゴール。同24分には19歳のDFダニーロが左足で追加点を決めた。終盤にオウン・ゴールで失点したが、2―1で逃げ切り、王様ペレ氏を擁した1962、63年の連覇以来の王座奪回を果たした。

 試合後はエキサイトした両チームの選手が乱闘となる一幕も。表彰式には赤いジャケット姿のペレ氏も登場し、後輩たちと喜びを分かち合った。

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