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新潟再デビュー待つ菊地 紅白戦で“らしさ”全開

[ 2011年3月11日 14:08 ]

 J1新潟は10日に東北電力スタジアムで、12日のホーム山形戦を想定した紅白戦を一般非公開で行った。2本目では、右足首捻挫から復帰したMF菊地直哉(26)が主力組でプレー。約20分間だったが、相手ボールをインターセプトするなど“らしさ”は健在だった。

 5季ぶりに新潟に復帰した菊地は「試合に出たいので、準備をしっかりしてアピールしていきたい」と今季ホーム初戦での“新潟再デビュー”を熱望。黒崎監督も「まだ100%ではないが、コンディションが上がってきている」と話した。5日の開幕戦(対福岡)で先発し、この日も1本目で主力組だったMF小林慶行(33)が右ふくらはぎに違和感を訴えて途中で退いただけに、早い段階での投入もありそうだ。

 開幕戦はチームに同行して福岡入りしながらベンチ外。「全試合出場」を目標にしていただけに悔しい思いをしたが、右足首は「痛みはないし、できる状況にある」という。自身のプレーについては「コンビネーションがまだまだ。今は自分ができることをやっていくしかない」と言いながらも、「山形は左サイドからいいボールを上げてくるし、いい守備から早い攻撃につなげてくる。そういうところを気をつけてやりたい」と出場へ向け着々と準備を進めている。開幕戦に出られなかった悔しさは、ホーム初戦で晴らすつもりだ。

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2011年3月11日のニュース