絶妙スルーパスも得点につながらず　本田、試合後は無言

＜ＣＳＫＡモスクワ・ポルト＞前半、フシレ（左）と競り合い、足にダメージを受けるＣＳＫＡモスクワの本田
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欧州リーグ決勝トーナメント２回戦第１戦 ＣＳＫＡモスクワ０―１ポルト

（3月10日）
　先発したＣＳＫＡモスクワのＭＦ本田圭佑は前半、何度も前線にスルーパスを送ったがチームのゴールにはつながらず、ホームで黒星を喫した。

　前半立ち上がりにＦＷドゥンビアに絶妙なスルーパスを出すと、同１５分にはペナルティーエリア内にドリブルで仕掛け、ＦＷラブにラストパス。同２３分にも守備陣の裏側に飛び出したラブにスルーパスを送ったが、いずれも得点には繋がらなかった。

　後半に入ると徐々に攻撃に絡む回数が減り、先制点を許した４分後の後半２９分に交代。ホームで先勝できなかった本田は無言で取材エリアを通り過ぎ、スルツキー監督は「（１月の）アジア杯の準備やけがの回復に時間がかかり、本田はまだ１試合を通して最高のプレーはできない」と説明した。（共同）