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C・ロナ絶好調!初の1戦4発でレアル大勝

[ 2010年10月25日 06:00 ]

 リーガ・エスパニョーラは第8節の3試合が23日に行われ、前節首位レアル・マドリードはFWクリスティアーノ・ロナウド(25)が4得点の活躍でサンタンデルに6―1で大勝した。前節3位バルセロナはFWリオネル・メッシ(23)の2得点でサラゴサを破り、暫定2位に浮上した。

 ゴール右隅へ落ち着いてPKを決めると、C・ロナウドは握り締めた右拳を突き上げた。プロ選手としては自身初となる1試合4得点。レアルを大勝に導いたエースは笑顔で快挙を振り返った。
 「最後に4ゴールを決めたのはユース時代。チームメートがいいパスをくれたから、僕はただ蹴り込むだけだったけど」
 最後のPKを除くと、いずれも巧みなポジショニングとスピードでマークをかわし、右サイドからのクロスをほぼフリーで受けてゴールに結びつけた。周囲のサポートがあったとはいえ、これでポルトガル代表での2試合を含めて6戦連続11得点。圧倒的な得点力を誇るエースにボールが集まるのは必然だ。早くも9得点で得点王争いを独走するロナウドに、昨季チーム最多得点を挙げたイグアインも「レアルの選手なら得点王は誰でもいい。彼には満足しているよ」とお手上げだった。
 26日にはスペイン国王杯4回戦で3部ムルシアと対戦。主力温存も考えられる中2日の過密日程だが、昨季は同じ4回戦で3部のクラブに敗れる屈辱を味わっただけに、モウリーニョ監督は「ロナウドは先発で使う」と宣言した。絶好調のエースが連続試合得点を伸ばすには格好の相手となりそうだ。

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2010年10月25日のニュース