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本田 疲労ピークか…バテバテ不発で交代

[ 2010年10月25日 06:00 ]

ルビン戦で先発出場し競り合うCSKAモスクワの本田

 【CSKAモスクワ0―0ルビン・カザン】CSKAモスクワの日本代表FW本田圭佑(24)は24日にホームで行われたルビン・カザン戦に先発したが、無得点に終わった。本職の攻撃的位置である4―4―2の右MFに入ったが、後半26分に途中交代。後半25分に右サイドからドゥンビアに好クロスを送り決定機を演出するなど見せ場もつくったが、チームがゴールを奪いにいく状況の中、1人目の交代カードに選ばれた。

 10月は日本代表の2試合を含めて、この日が6試合目。21日にはパレルモ戦にフル出場しており、疲労はピークに達していた。試合後は無言を貫き、過密日程を言い訳にはしなかったが、好調時に比べて運動量は明らかに低下。後半17、25分の直接FKをマルク・ゴンサレスに譲るなど威勢の良さも影を潜めた。
 勝てば2位に浮上するチャンスだったが、スコアレスドローに終わり、順位は3位のまま。リーグ戦の連勝は4、公式戦の連勝も7で止まった。次戦は中2日でディナモ・モスクワ戦が控える。本田には過密日程の中で結果を出すタフさが求められている。(モスクワ・山上智子通信員)

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2010年10月25日のニュース