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岡田監督 守備重視4―1―4―1をテスト

[ 2010年5月28日 06:00 ]

<日本代表練習>指示を出す岡田武史監督(左)

 【W杯日本代表直前合宿】日本代表の岡田武史監督(53)がついに守備的戦術にシフトチェンジした。27日の練習の最後に行ったミニゲームでは守備専門のボランチとして阿部を置く4―1―4―1を採用。サイドバックには韓国戦と同じ右に長友、左に今野と守備能力の高いコンビを起用した。

 新システムについて岡田監督は「狭い(スペースだった)から分からない。プレッシャーに慣れさせたかっただけ。(今後採用するか)判断は難しい」と明言を避けたが、30日のイングランド戦に関しては「相手が強力な2トップなので考えようかなと思う」と含みを持たせた。また、サイドバックの組み合わせについては「いろいろ想定している。今の時点で誰がどこは決めていない。内田?コンディションは悪くない」と話すにとどめた。
 韓国戦での完敗をあらためて振り返り「集まって時間がなかったり、ケガ人がいてああいうふうになったけど、このチームはこんなもんじゃないと信じている。選手たちはまだまだやれると思っている。自信を取り戻すことが大事」。戦術変更が吉と出るかどうか。

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2010年5月28日のニュース