内田にシャルケがオファー！移籍に前向き

　ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会の日本代表で、Ｊ１鹿島のＤＦ内田篤人（２２）が、ドイツ１部リーグのシャルケから獲得のオファーを受けて交渉していることが１２日、関係者の話で分かった。内田本人は移籍に前向きとみられる。

　静岡・清水東高出身で、２００６年に鹿島に加入し、１年目から右サイドバックのレギュラーを獲得。岡田武史監督の下、日本代表には０８年１月にデビューした。国際Ａマッチは通算３１試合出場で１得点をマークし、Ｗ杯南ア大会の主力として期待されている。１２日現在でＪ１通算は１２４試合出場で３得点。内田本人も、海外移籍には興味を示しており、昨年１２月にはシャルケの試合を視察に訪れていた。

　１１日には、日本代表の予備登録選手でサポートメンバーにも選ばれ南アフリカに同行するＣ大阪ＭＦ香川真司（２１）の、ドイツ１部ドルトムントへ完全移籍が決まったばかり。移籍交渉がまとまれば、２人の日本人選手がドイツのサッカー界に加わることになる。

　シャルケは今季リーグ戦で２位になった。