プレミアとＡＦＣ幹部会談　協力関係を強化へ

　アジア・サッカー連盟（ＡＦＣ）のハマム会長と、イングランド・プレミアリーグのスカッダモア最高責任者が１２日、東京都内で会談し、同リーグが計画している公式戦のアジア開催について話し合った。結論は出なかったが、今後は相互の協力関係を強化して将来的な開催の可能性を探ることで一致した。

　同リーグは２月に、２０１０―１１年から公式戦を増やして海外で行う案を発表した。会談を終えたスカッダモア最高責任者は「国際的な結び付きを深め、選手や審判の育成や指導、相互発展にも狙いがある」と力説。当初は計画に反対していたハマム会長は「この案は金もうけのためという誤解があったが、将来的にアジアの利益になりうる」と理解を示した。（共同）