“中沢采配”ズバリ！横浜１５位死守

＜磐田・横浜＞磐田を下し、喜ぶ横浜イレブン

　【横浜１―０磐田】横浜が負ければＪ２降格圏に転落する１６位・磐田との“裏天王山”を制して１５位を死守した。決勝点が生まれたのは０―０の後半２分。狩野がショートＣＫで坂田とパス交換してからファーサイドに絶妙のクロスを送ると、大島がヘッドで今季６点目を決めた。ハーフタイムには中沢が「相手のマークをずらすためにショートＣＫをやってみよう」と指示。狩野は「練習ではやっていなかったけど、うまくいった」と振り返った。松田が左ひざを痛めて後半２２分に途中交代するアクシデントはあったが、３試合ぶりの白星を挙げてチームの状態は上向き。就任後の成績を３勝３分け３敗と五分に戻した木村監督は「最後まで気持ちを切らさずに戦ってくれた」と安どの表情を浮かべていた。