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ロニーが決勝点!G大阪リーグ7試合ぶり勝利

[ 2008年9月21日 20:37 ]

<京都―G大阪>前半、ゴールを決め、ルーカス(左)と喜ぶG大阪・ロニー

 【G大阪2-1京都】G大阪がようやく長いトンネルを抜け出した。アウェーで持ち味のパスワークだけでなく、1点差を守り切るしぶとさも見せ、リーグ戦で7試合ぶりの白星を手にした。

 先制点は開始1分。遠藤の右CKを山口が頭でたたき込んだ。前半23分に一度は追いつかれたが、3分後にはG大阪らしいパス回しから、ロニーが右足で勝ち越した。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のシリア遠征から帰国して、わずか中1日。それでも主力を温存することなく、17日の試合と同じ先発メンバーで臨んだ。
 山口は「前半は思い通りにできたが、後半は正直、体が動かなかった」と振り返る。実際、終盤は何度もピンチを迎えた。西野監督は「最後は逃げ切れたんで、エネルギーの出し方としては正解だった」と評価した。
 敵地でのACL準々決勝第1戦で得た勝利は、公式戦で11試合ぶりだった。山崎が「帰りの移動は丸一日かかったけど、勝ったから前向きになれた」と話すように、過密日程でもチームの雰囲気は上向いている。24日にはホームでACLの4強入りを懸けた大一番に挑む。

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2008年9月21日のニュース