【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】4日東京9R 距離延長&名手の手綱でサーベラージュが覚醒

[ 2017年6月4日 08:00 ]

 本日の東京では、香港で“マジックマン”の異名を取るジョアン・モレイラの手綱さばきが堪能できる。今回は短期免許ではなく、安田記念に出走するコンテントメントに乗るための来日。1日限りのスポット参戦だが、日本でも16年札幌競馬での騎乗機会7連勝などで実力は知れ渡っているだけに、他のレースにも有力馬がズラリそろった。

 中でも堀厩舎は、本日出走させる6頭全てがモレイラ騎乗。馬券的には過剰人気となる可能性が高いために妙味は薄いが、東京9Rの◎サーベラージュは相手も強力なので極端な人気集中はないだろう。昨年11月の新馬戦(東京・芝1800メートル)を楽勝したが、2走目・京成杯では不利もあったとはいえ14着に惨敗。続く平場の500万戦(東京・芝1600メートル)でも、中団から直線で伸びきれずに3着止まりだった。ただ、当時は心身共に若さが目立つ段階。見栄えのする好馬体の持ち主で、3カ月の休養で成長を促された後に入念な調教を積まれた今回は確実にパフォーマンスを上げてくる。少しズブさを感じさせるタイプで、芝2000メートルに距離が延びるのは大歓迎。強い相手と接戦してきたルメール騎乗の○バルデスが難敵だが、鞍上の腕にも期待して強気にアタマで狙ってみたい。

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2017年6月4日のニュース