【安田記念】条件整ったアンビシャス…隠れマイラー、末脚の爆発力増す

[ 2017年6月4日 10:30 ]

アンビシャス(左)は同厩舎の後輩ブラックスピネル(右)と健闘を誓い合う?
Photo By スポニチ

 「第67回安田記念」(G1・芝1600メートル)が6月4日、東京競馬場11Rで行われる。過去10年、前走から距離を短縮して挑んだ馬が07年ダイワメジャー、10年ショウワモダン、14年ジャスタウェイと3勝を挙げている。

 大阪杯(G1、芝2000メートル)5着から臨むアンビシャス(牡5=音無)はデビューから2連勝したが、それがともに1600メートル戦。それ以来2年半ぶりのマイル参戦となる。

 マイル2戦2勝“隠れマイラー”のアンビシャス。折り合い面の不安が軽減される距離短縮に、陣営はむしろ歓迎ムードだ。生野助手は「折り合いを考えると、この距離が一番合っていそう」とイメージを膨らませる。

 今年は2戦連続で上がり最速の末脚を披露も入着が精一杯。「G1を勝つならこの距離かも」と音無師も舞台替わりに期待を込める。内枠4番に鞍上は東京マイルG1・7勝の横山典。条件は整った。

続きを表示

2017年6月4日のニュース