【天皇賞・秋】(3)アンビシャス“大人モード”で雪辱

[ 2016年10月30日 05:30 ]

2度目挑戦のアンビシャス
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 アンビシャスは僚馬ヒストリカルと共に午後3時36分に競馬場に到着。落ち着いた様子で馬房に収まった。3歳だった昨年も天皇賞・秋に挑戦して5着。蛭田助手は昨年の輸送と比べ、精神的な成長を実感している様子だった。「気持ち的にかなり落ち着きが出てきて、気を使うところがなくなってきた。体は少し減るくらいで出せそう」と笑顔を見せた。

 陣営がポイントにするのはレースでの折り合い面。後方で折り合った前走・毎日王冠(2着)は、鋭い伸び脚(3F33秒6)で勝ち馬ルージュバックに首差まで迫った。「折り合えればしまいは伸びるんだけど、内枠はどうなのかな。ごちゃつくとカッとなるのでそこだけが心配」と同助手。それでも「いい状態でここまで来られたし、あとはジョッキーに任せるだけです」と名手・横山典に命運を託していた。

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2016年10月30日のニュース