【アルテミスS】リスグラシュー鮮やか差し 次は阪神JFへ

[ 2016年10月30日 05:30 ]

アルテミスSを制したリスグラシュー(16)
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 東京メインの「第5回アルテミスS」は武豊騎乗の1番人気リスグラシューが未勝利Vからの連勝で牝馬戦線の主役に名乗りを上げた。

 ゴール前は人気2頭の一騎打ち。リスグラシューは残り150メートルで先頭に立つと最後まで脚色衰えず、外から迫った2番人気フローレスマジックを半馬身抑えた。テン乗りの武豊は「初めて乗ったが理想的な競馬ができた。右へ左へとヨレるところはあるが、抜け出す時の脚が良かった。素質があふれている」と絶賛した。

 今後はいったんノーザンファームしがらき(滋賀県)に放牧に出され、阪神JF(12月11日、阪神)へ。武豊は香港遠征を予定しているため鞍上は未定だが、矢作師は「まだ体ができていないし、伸びしろがあると思う。桜花賞よりオークス向きと思っていたから、1600メートルで勝ってくれたのはうれしい」と喜んだ。

 ◆リスグラシュー 父ハーツクライ 母リリサイド(母の父アメリカンポスト)牝2歳 栗東・矢作厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績3戦2勝 総獲得賞金3744万4000円。

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2016年10月30日のニュース