【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】30日東京2R ゴールドブラッド砂替わりで本領発揮

[ 2016年10月30日 08:00 ]

 ゴール前は人気を集めた2頭の一騎打ちとなった土曜の東京メイン・アルテミスS。武豊騎乗の関西馬リスグラシューに軍配が上がったが、2着のフローレスマジックも勝ちに等しいパフォーマンスだった。創設から5年と歴史の浅い重賞だが、過去4回のうち3回の2着馬が、その後にG1制覇(12年アユサン=桜花賞、14年レッツゴードンキ=桜花賞、15年メジャーエンブレム=阪神JFとNHKマイルC)。今後の動向から目が離せなくなった。

 天皇賞デーの勝負どころは午前中の東京2R。4カ月の充電でパワーアップした◎ゴールドブラッドの変わり身に期待だ。休養前の新馬戦(東京・芝1800メートル)は好位で流れに乗るも伸びを欠いて5着。ややワンペースな走り、そして父ゴールドアリュールという血統面も考えれば、今回のダート起用は間違いなくプラスに働く。肉体的にもボリュームアップし、今週の坂路での最終追い切りではビシビシと追われたパートナーに馬なりで先着。騎乗した田中勝も「だいぶしっかりしてきた」と確かな成長を感じた様子。休み明けで初ダートと未知の要素が多い今回こそが、馬券的には狙い目とみた。

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2016年10月30日のニュース