菜七子、金沢で初勝利 2R、デュランダルで逃げ切り勝ち

[ 2016年4月12日 11:40 ]

金沢競馬2R、レースを制した藤田菜七子騎手騎乗のスガノデュランダル
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 10日の福島競馬で待望のJRA初勝利を挙げた新人女性騎手の藤田菜七子(18=美浦・根本)が12日、金沢競馬に初参戦。2R(ダート1500メートル)では、単勝2番人気のスガノデュランダル(牝4=金田一)に騎乗し、見事1着になった。好スタートから先手を奪い、しっかりした手応えで直線を向くと、楽に押し切った。通算4勝目(地方3勝を含む)。

 ゴール前はファンから拍手と歓声が起こり、引き揚げてきた菜七子は最高の笑顔で喜びを表現した。

 自らの名前がレース名に入った冠レースの1R「ようこそ藤田菜七子騎手杯」(ダート1400メートル)では、2番人気ネオジェネラル(牡6)に騎乗して4着だった。

 この日は、交流競走「能登金剛賞」のキングヘラクレス(牡3)を含め、計7鞍に騎乗。金沢競馬は12R中3Rのレース名を藤田の冠レースに変更して中央のアイドル騎手を歓迎した。

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