【びわこ・マスターズC】上田に暫定エース機、田頭&今村暢も好機

[ 2016年4月12日 05:30 ]

スタート練習をするドリーム1班

 この季節らしい高い水位と、やや強めの追い風で水面が荒れ気味。びわこ名物のうねりが生じて、前検日はかなり乗りにくい水面だった。「膝に響くよ」の声が出たのはマスターズらしい?とはいえ、各選手とも練習、特訓に熱心。荒れてなお、活気ある水面となった。

 昨年のマスターズは今村豊が児島のエース46号機を引き当てて完全V。一方、びわこは出力低減モーターの最近には珍しく、エースらしいエース機が存在しない。さらに、これまたびわこ名物「中間整備」の洗礼も入るのでモーター相場が読みづらい。とはいえ、記者の間で評価が高い暫定エース16号機は上田の手に。「行き足など、まあまあ」と話しており及第点はついた。野長瀬の66号機が近況上昇通りの足色だ。ピットでも「野長瀬さんがいい」との声が上がり、野長瀬自身も「悪くない」。頬を緩めてまんざらでもない表情だ。

 ドリーム組では田頭の57号機が銘柄級。1号艇で良機を引き、意欲満々の様子。今村暢の61号機も好勝率機らしい力強さがある。ほか4人は調整待ちだが、エースボートを駆る三角の上積みは必至だろう。

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2016年4月12日のニュース