【皐月賞】マウントロブソンをV指名 4連勝で一気に最高峰へ!

[ 2016年4月12日 05:30 ]

4連勝を狙うマウントロブソン

 皐月賞過去10年のデータを徹底分析した結果、3連勝でスプリングSを制したマウントロブソンをV候補に指名した。

【皐月賞】

 (1)重賞実績 牡馬クラシック第1弾の皐月賞。フロックの入り込む余地はない。勝ち馬10頭は全て重賞連対実績があった。今年は賞金400万円の1勝馬も出走可能だが、下克上は至難の業。3連勝中のアドマイヤダイオウも重賞初挑戦では少々経験不足か。

 (2)前走 皐月賞好走馬のステップレースははっきりしている。勝ち馬だけでなく2着馬まで含めた20頭は全て共同通信杯、弥生賞、スプリングS、若葉Sのいずれかを走っていた。勝ち馬で最も着順が悪かったのは08年キャプテントゥーレの4着。5着以下からの巻き返しは難しそうだ。きさらぎ賞から直行した馬は同レース勝ち馬5頭を含め【0・0・0・8】。3戦全勝のサトノダイヤモンドには嫌なデータだ。

 (3)距離適性 勝ち馬10頭は全て芝1800メートル以上で勝ち星があった。エアスピネル、ロードクエストは安定感抜群でも、ともに勝ち星は1600メートル戦。距離が延びて勝ち切れないのは“壁”があるのかもしれない。

 (4)器用さ 小回りで直線が短い中山では器用さも求められる。その気になれば前でも立ち回れるタイプが強く、皐月賞が東京開催だった11年オルフェーヴルを除く勝ち馬9頭は全て4角3番手以内で勝ったことがあった。ここでマカヒキもリオンディーズも、ディーマジェスティまでも脱落する。

 結論 残ったのはマウントロブソン。小倉(あすなろ賞)で早めに動く競馬をしたことが今回につながるはず。4連勝で一気に最高峰まで上り詰める。

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2016年4月12日のニュース