【ヤングGP】九州の星だ!!追い込み決めた野口が制す

[ 2015年12月30日 05:30 ]

ヤングGPを制し、賞金ボードを掲げる野口大誠

 「ヤンググランプリ2015(G2)」(優勝賞金505万円)が29日、京王閣競輪場で行われ、野原マークから鋭く追い込んだ野口大誠(26=熊本)が優勝した。

 「単騎での戦いだったが、この中では野原君の脚力が一番だと思っていた。それで最初からそこの位置から攻めるつもりだった」。入れ替わりの激しい先行争いが展開されたが、バックからまくった野原に乗り、直線は外をしっかり踏み込んでゴールを駆け抜けた。105期の在校1位だが、卒業記念は4着。ここまでF1優勝もない。「獲れない、獲れないと言われ続けてきた。このチャンスはモノにしようと1年を通してここを目指して頑張ってきた」と野口。「今回はまくり追い込みで勝ったが、今後はもっと努力して九州を代表する先行選手になり、九州地区を盛り上げていきたい」と目標を明かした。

 ◆野口 大誠(のぐち・たいせい)1989年(平元)8月7日、熊本県生まれの26歳。在校成績1位。14年5月にプロデビュー。今年6月にレインボーC2着でS級に特別昇級。通算112戦65勝、2着15回、3着7回。1メートル68、85キロ。血液型A。

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2015年12月30日のニュース