【東京大賞典】タルマエV3逃す…リッキー競り落とすも2着

[ 2015年12月30日 05:30 ]

 1番人気のホッコータルマエは2番手追走から直線で一度は完全に抜け出したが2着。史上初の東京大賞典3連覇はならず、G1・10勝の日本新記録も持ち越しとなった。

 鞍上・幸は「コパノリッキーを楽に逃げさせない。その強さは経験上、自分が一番知っている」と確信して暮れの大一番に臨んだ。序盤からピタリと外に付け、プレッシャーを掛けた。思惑通り、長い直線に入ってすぐにリッキーを競り落とす。王者の競馬か?大歓声の中、残り100メートル。新興勢力サウンドトゥルーの末脚に屈した。

 「思っていた以上に勝ち馬が力を付けていたので差されたが、真面目に走っていたし、そんなにバテてはいないんです」と幸。新年は3連覇が懸かるG1川崎記念(1月27日)で再び大記録に挑む予定だ。

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2015年12月30日のニュース