【KEIRINグランプリ】初制覇狙う武田「自分の走りを」

[ 2012年12月19日 20:04 ]

「KEIRINグランプリ2012」の記者会見で抱負を語る武田豊樹

 競輪の実力日本一決定戦「KEIRINグランプリ2012」(30日・京王閣競輪場)に出場する9選手が19日、東京都内のホテルで記者会見し、5度目の出場で悲願の初制覇を狙う武田豊樹(茨城)は「1年間の自分の走りを、最高峰のレースで再現したい」と意欲的に抱負を語った。

 武田はことし、ただ1人G1を2勝。車番の公開抽選では1番に入った。同じ茨城の長塚智広、初出場の岡田征陽(東京)との連携で優勝賞金1億円を目指す。

 2009年デビューの深谷知広(愛知)、浅井康太(三重)はともに2年連続2度目の出場。出場選手の中で最年少22歳の深谷は「昨年(7着)は力を出し切れなかった。今年は全て出し切りたい」と闘志を見せた。

 オールスターを制した山崎芳仁、日本選手権覇者の成田和也(ともに福島)、寛仁親王牌優勝の佐藤友和(岩手)の東北ラインも強力。単騎で戦うことになる村上義弘(京都)も含めて、誰が勝っても初優勝となる。

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2012年12月19日のニュース