【伊勢崎SGオールスター】高橋貢 燃えてきた~

[ 2012年4月26日 06:00 ]

地元で気合が入る高橋貢

 伊勢崎オートSG「第31回オールスター」(優勝賞金1500万円=副賞を含む)は、26日開幕。初日メーン12R(選抜予選)は枠番抽選による0オープンで争われる。注目を集めるのは、97~99年以来となる自身2回目の3連覇にアタックする地元エースの高橋貢(伊勢崎)だ。2枠と位置も申し分なく、まずは強敵を蹴散らして上昇気流に乗る構えだ。

 前節の浜松普通開催で当然のように準決勝戦に進出した高橋貢だが、その3日目12RではFという予期せぬ落とし穴が待っていた。「最近のリズムはあまり良くない」と自身が認めるように、今年に入って優勝は2月の浜松G1スピード王決定戦のわずか1回。前回SGの2月山陽全日本選抜もまさかの予選敗退を喫している。

 もちろん、今シリーズに向けて手は打ってある。「手前からの力強さが足りなかったので、前々検日(24日)に地元でオーバーホールして、下周りを扱いロッドを交換した」。きょう初日の空模様は不安定だが「晴れでしっかり動くように調整していきたい」とあくまで走路状態に左右されない仕上がりを目指す。

 どんなに調子が上がらなくても、地元開催のSGでは責任感ある走りで結果を出してきた高橋貢。気合で上積みを果たし、前人未到の今タイトル6Vへの足場を固める。

 初日12Rは前回優勝者(高橋貢)、各レース場ファン投票1位の6人、前記7人以外の全国ファン投票1位(有吉)による8人のメンバー構成。2月の山陽全日本選抜に続くSG連覇が懸かる有吉、08年9月のオートGPでSG初制覇を果たした思い出の当地走路で躍動必至の永井、昨年9月のオートGPでSGウイナーの仲間入りを果たして以来の当地SG連覇にアタックする金子らが近況好ムード。また、予選スタート組では池田、木村、中村、荒尾、久門らの近走タイムが優秀だ。

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2012年4月26日のニュース