【しらさぎ賞】クラーベセクレタ圧倒　重賞１０勝目

＜しらさぎ賞＞後続を７馬身ちぎって重賞１０勝目を挙げたクラーベセクレタ

　南関牝馬重賞「第５０回しらさぎ賞」が２５日、浦和で行われ、単勝１・０倍の圧倒的１番人気となったクラーベセクレタが後続を７馬身突き放す楽勝。重賞１０勝目を挙げた。ロジータ以来２２年ぶり２頭目の牝馬によるクラシック２冠（１１年）など、既に歴史にその名を刻んだ女傑が格の違いを見せつけた。

　序盤から無理なく２番手。逃げるギオンゴールドを３角で捉えると４角で完全に先頭。あとは文字通り独り舞台だ。「負けたら僕の責任というプレッシャーはあったが、いい走りをしてくれた。リズム良く、気持ち良く、最後も引っ張り切れない手応え。さらに力をつけている」と主戦・戸崎。次走は未定だが、再びダートグレードも視野に入れながらＶロードを突き進む。

　◆クラーベセクレタ　父ワイルドラッシュ　母シークレットルーム（母の父タイキシャトル）牝４歳　船橋・川島正行厩舎所属　馬主・サンデーレーシング　生産者・北海道安平町のノーザンファーム　戦績１７戦１１勝（南関東１１戦８勝）総獲得賞金２億４６０万円。