【浦和・ゴールドC】圧勝!ボランタス重賞初制覇

[ 2010年6月24日 06:00 ]

重賞初制覇を飾ったボランタス

 南関古馬重賞「第48回スポニチ杯ゴールドC」が23日、浦和で行われ、中央から川崎転入3戦目の4番人気ボランタスが優勝。8度目の重賞挑戦で初制覇を飾った。発馬後に行き場がなくなってつまずき、道中後方。向正面で一気に動いて3、4角で1・3倍の断然人気ノースダンデーをかわすと、長くいい脚を使って4馬身差の圧勝だ。「乗る前から早めに勝負に出ようと決めていた。馬も思った通り動いてくれた」。山崎誠は自身2年半ぶり、父・尋美師の管理馬騎乗では4年ぶりの重賞Vに笑顔。「誠士!乗り代わる前に勝てて良かったな」とジョークを飛ばした山崎師は「ここ2戦いい結果が出せなかったのにまた(誠士を)乗せてくれた馬主さんに感謝です」と本音を口にした。

 ▼2着ノースダンデー(左海)少し夏負け気味で、いつもより行きっぷりが良くなかった。
 ▼3着クレイアートビュン(的場文)自分の競馬はできたが、重量58キロはきつい。

 ◆ボランタス 父ティンバーカントリー 母ブライダルスイート(母の父サンデーサイレンス)牡6歳 川崎・山崎尋美厩舎所属 馬主・斉藤四方司氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績21戦6勝(南関東3戦1勝)総獲得賞金1億898万4000円。

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2010年6月24日のニュース