フェラーリ叩かれトップギア/フェブラリーS

[ 2009年2月22日 06:00 ]

 前走・根岸Sを快勝したフェラーリピサが、さらに上昇ムードだ。根岸Sは顔面神経マヒと闘った末の休み明けだったが、得意の東京コースで重賞連覇を達成。橋本調教助手は「得意コース、湿った馬場で(勝つか大敗かの)どっちかと思った」と振り返った。顔面神経マヒはまだ完治はしていないが、同調教助手は「叩いた効果はあったなという感じ」と上積みを感じ取っている。

 根岸Sに続く東京参戦とあって輸送は難なくクリア。大外枠となったが、橋本調教助手は「マイルで根岸Sのような競馬(先行)だと掛かるかもしれないけど、この枠なら無理におっつけて先行することもないでしょう。かえって良さそうですね」と歓迎していた。目下6戦連続連対と安定感も抜群。初対戦となる7歳2強をはじめ、ライバルをまとめて蹴散らしても驚けない。

 【3度目Vへ】フェラーリピサを管理する白井寿昭師は02年アグネスデジタル、05年メイショウボーラーでフェブラリーSを制しており、3度目Vが掛かる。市川義美オーナーはG34勝を挙げているが、勝てばG1初制覇となる。

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2009年2月22日のニュース