内田博「レース前からやる気出ていた」

[ 2009年2月22日 16:32 ]

カジノ2着死守 4歳馬の時代キター!/フェブラリーS

カネヒキリ快挙はお預け ルメール万感の抱擁

どうしたヴァーミリアン、掲示板外す

 【フェブラリーS】前走・川崎記念3着ながら6番人気と低評価だったサクセスブロッケンは、無理にハナを奪わず道中3番手を追走。鞍上の内田博幸騎手が「これでリズムよく走れた」というように、手応え十分のまま第4コーナーを迎えた。

 ラスト200メートルを過ぎると、カネヒキリ、カジノドライヴとともに前方で粘るエスポワールシチーをとらえてし烈な叩き合い。王者カネヒキリを競り落とすと、最後は同世代のライバルとの攻防。内田が「カジノドライヴが粘っていたのでとらえきれるかなと思ったけど、最後は馬が自らハミを取ってグイッと伸びてくれた」と高く評価した勝負根性で、最後はクビ差競り勝った。

 何度も跳ね返されてきた現7歳世代の厚い壁をついに撃破。今年初のG1勝ちで、通算4勝目となった内田も「レース前から、馬のやる気が出ていたので自信はあった。まだまだ成長しているので楽しみ。これからも大きいレースを取ると思うので、応援よろしくお願いします!」と底知れぬポテンシャルを秘めた新ダート王の誕生に笑顔を見せた。

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2009年2月22日のニュース