水原一平氏違法賭博問題 在米弁護士「一気に話のスケールが変わってきた」 大谷への影響も予想

[ 2024年4月7日 13:02 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 ドジャース・大谷翔平投手(29)の通訳だった水原一平氏(39)による違法賭博問題で、米国の吉田大国際弁護士が7日放送のTBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)にVTR出演。今後の捜査の行方について語った。

 番組では水原氏の捜査については日本の国税庁にあたるIRSと国土安全保障捜査局、HSIが動いていると伝え、HSIについて進行役の同局・宇内梨沙アナウンサーは「マネーロンダリング、資金洗浄などで国際的な犯罪を捜査する機関」と説明した。

 今後どのような捜査になっていくのか、番組では在米17年、米国4つの州で弁護士として活動する吉田氏を取材。吉田氏はHSIが水原氏の捜査にあたっていることについて「HSIという名前を聞いて、“NO!WAY!ちょっと待て、一体どういうことだ!”というようなリアクションが正直なところです」とコメントした。

 「HSIというのは対テロ対策ですとか国境警備、サイバーセキュリティーなどまさに国家の安全に関わるところを担っている省庁ということで、これは一気に話のスケールが変わってきたと思います」と説明した。

 吉田氏は水原氏が違法賭博に使った巨額の金が国際レベルの犯罪組織に流れている可能性もあると指摘。「お金の送金先に関してどこまで把握していたのか。これが単なる不法賭博の支払いですという認識だったのか、それともこの送った資金というのが、その後どこか第三者に送られているということまで知っていたのかと。これは今後の捜査で非常に重要なポイントになるかと思います」と述べた。

 その上で大谷への影響については「これだけの巨額な資金移動が大谷選手の口座からされたというのであれば、当然調査当局としては事情聴取等も含めて重要参考人として話を聞きたいというふうになる可能性というのは大きいと思います」と明言。

 「どのようにパスワードの管理をしていたのか、さらに銀行口座、送金に関して水原氏とどのような役割分担があったのか、そしてそこに対して携帯ですとか、メッセージを通じてどのようなコミュニケーションをされたのか。これらに関しては幅広く、情報の開示というのを求めてくるというふうな可能性が高いと思います」と予想した。

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