25年間“消えていた”元「天才」サッカー選手　独特街ブラロケに千鳥・大悟「すごいタレントが出てきた」

千鳥の大悟
Photo By スポニチ

　お笑いコンビ「千鳥」が、MCを務める10月31日深夜放送のABCテレビ「相席食堂」（火曜後11・17）に出演。元祖「天才」サッカー選手の登場に驚く一幕があった。

　この日は「相席トライアウト2」と題して、街ブラロケでタレントがアピールする企画。そこに登場したのが、元サッカー日本代表で、G大阪に所属していた礒貝洋光さん（54）だった。

　白髪交じりで、ひげを伸ばした姿に、当初は磯貝さんと分からず、大悟は「誰？どこの探検家？　年100日は洞穴にいるでしょ」とクスリ。自己紹介すると「磯貝さんや！」とノブが思い出し「天才、磯貝さん。俺が高校の時は大スターですよ」と懐かしがった。

　大悟も「磯貝が一番すごかったよな。ドリブルとか」と応じ、ノブは「もう天才。磯貝さんの後に、中村俊輔さんとか、小野伸二さんとか出てきたけど、元祖天才よ」と口にした。

　現役時代は「天才」と称された磯貝さんだが、29歳でサッカー選手を引退。その後プロゴルファーに転身したが結果が出ずにフェードアウト。現在はサッカー、ゴルフの指導に加えて、大工見習いや書道まで幅広く活動しているが、この25年間はなかなかメディアに出る機会はなかった。

　そんな磯貝さんの街ブラロケでは、カメラが追いつけないほどのトリッキーな動きを見せ、大悟は「難しい“ドリブル”するな。今、カメラさんから急に消えたで」と仰天。カメラを置いてけぼりにするほどの速足で、人ごみの中に埋もれるシーンもあり「ロケでこんな状態になることある？」と大悟が笑い、「これが磯貝ドリブルです」とノブがかぶせた。

　また、ハンバーガー店では、目の前で火を付けてあぶるシーンで、磯貝さんは思わず「くさっ！近づいたら、毛が焼けるじゃん」とポツリ。VTRを見ていた大悟は「くさって言うたな」と笑い、ノブも「ちょっとすごいな。自然体とはこのことやぞ」。独特な間を持つ磯貝さんの行動に、大悟は「すごいタレントが出てきたかも。これからはロケは磯貝！」と笑いつつも、タレント性にうなっていた。