槙原寛己氏　完全試合にまつわる本心「小さくガッツポーズを…」　スタジオ爆笑「最低！」「ちっちぇえ！」

槙原寛己氏
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　元巨人で野球評論家の槙原寛己氏（60）が3日放送のフジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲスト出演。「完全試合」にまつわる本音を明かした。

　5シーズンに渡ってコーチを務めていた巨人を今季限りで退団した元木大介氏とともに出演。ゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場した。元木氏はコーチ退任後、初の生出演となった。

　巨人時代の1994年5月18日に広島戦（福岡D）で“平成唯一の完全試合”を達成。昨年、ロッテ・佐々木朗希が4月10日のオリックス戦で槙原氏以来、28年ぶりの完全試合を達成した。

　「いまだに完全試合を自慢してるっぽい」という勝手なイメージに即「〇」札を挙げた槙原氏に、元木氏から「佐々木君が完全試合だ！ってなって打たれろ！って思いました？」と意地悪な質問が飛んだ。

　「ちょっと前、10年、15年前くらいは思ってた。コメントでは惜しかったですねって言うけど、本心は…」と本音を明かすと、「ちっちゃすぎますねえ！」とスタジオは爆笑。

　「新聞社から（電話が）かかってくるんですよ。9回で、もう達成しそうですよって。それでコメントお願いしますって言われるから、速報とか見て。それでフォアボールとか出すとちっちゃくガッツポーズして」と苦笑しながら明かすと「最低のOB！」「全部ちっちぇえ！」とイジられ、「これは本音トークだから」と反論していた。

　それでも、昨年ついに佐々木朗が達成。「佐々木君の場合はここまでズバ抜けて、三振めちゃくちゃとって。彼（に記録を破られるん）だったらと思えるくらい圧倒的だった」と納得の投球だったと振り返った。

　槙原氏自身は完全試合を達成した当時、門限を破って飲みに出た罰として1カ月の外出禁止を言い渡されていた。次の登板で結果を出せば外出禁止が解かれるかもしれないという、ある意味重要な一戦でまさかの完全試合を達成するに至った。「だから、なんかが合わさらないと起こらないんですよ…だから佐々木君もなんかあったのかな？」と天然ボケを炸裂させ、スタジオ中から「ないですよ！」とツッコまれていた。