「どうする家康」離縁の夫は行方不明も…旭姫が健気 家康の感謝にネットもらい泣き「歴代大河で一番好き」

[ 2023年9月4日 05:30 ]

大河ドラマ「どうする家康」第34話。徳川家康(松本潤)からの謝罪と感謝の言葉に、旭(山田真歩)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は3日、第34話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第34話は「豊臣の花嫁」。打倒・豊臣秀吉(ムロツヨシ)を誓ったはずの石川数正(松重豊)が豊臣方に出奔し、徳川家中に衝撃が走る。敵に手の内を知られたも同然となり、徳川家康(松本潤)は追い詰められるが、未曽有の大地震(天正地震)が発生。両軍、民の救出が先決となる。秀吉は妹の旭(山田真歩)を家康の正室にし、さらに老いた母まで人質に差し出し、上洛を迫る。屈服か、全面対決か。家康は“究極の2択”を迫られる…という展開。

 秀吉に離縁を強いられた夫(副田吉成、通称・甚兵衛)は行方不明。それでも旭は健気に振る舞い、於大の方(松嶋菜々子)於愛の方(広瀬アリス)との親交を深めた。

 しかし、家康は「わしの正室は1人じゃ。猿の妹ではない」。於大は「女子(おなご)は男の駆け引きの道具ではない」と諌めた。

 数正が出奔した“真意”を知り、家康は上洛を決断。旭に「もうおどけなくてよい。つらい気持ちを押し隠し、両家の間を取り持とうと、懸命に明るく振る舞ってくれたのに。老いた母君まで来させることとなり、誠に申し訳ない」と頭を下げた。「そなたのおかげで、我が家中が少しだけ明るくなった。礼を言うぞ。そなたは、わしの大事な妻じゃ」。報われた旭は泣き崩れた。

 意外や大河初出演となった実力派女優・山田真歩が田舎育ちの純朴な心優しい姫を好演。SNS上には「旭姫で号泣する日が来るとは思わなかった」「歴代大河に登場した旭姫の中で、今作が一番好きかもしれない」「健気な旭姫様が素晴らしくてポロポロと泣きました。報われて良かった」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

 過去の大河ドラマにも、81年「おんな太閤記」(泉ピン子)、83年「徳川家康」(岩本多代)、96年「秀吉」(細川直美)、2006年「功名が辻」(松本明子)、11年「江~姫たちの戦国~」(広岡由里子)と度々登場した旭姫。近年は16年「真田丸」の清水ミチコが約2分半の登場ながら仏頂面を貫き、強烈なインパクトを残した。

 来週10日は総合テレビ「ラグビーワールドカップ2023 1次リーグ・プールD 日本×チリ」(後7・30~10・30)のため、休止。次回第35話は「欲望の怪物」(9月17日)が放送される。

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